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複十字シール運動

 複十字シール運動の願い

この運動の心は,家族をはじめ友人,地域の人々,国民全体,そして世界の人々を結核や肺がん,その他の胸部疾患から守り,健康で幸せな社会にしようと願うものです。その事業資金を集めるために皆様へ複十字シール募金をお願いしています。

 

国内の結核事情

「国民病」,「亡国病」と恐れられた結核も、国をあげて対策に取り組んできた結果,大きく激減しました。しかし,診断の遅れなどから相次ぐ集団感染等の増加,薬の効かない多剤耐性結核菌の出現,危機意識の低下など,新たな問題を抱え減少傾向は鈍化しています。 現在,年間で新たに結核にかかる方は,平成30年に人口10万人あたり約12.3人※で、欧米先進諸国と比べ非常に多いため、世界の中では依然「結核中まん延国」と位置づけられています。 ※ 結核予防会疫学情報センター「結核の統計」より

 茨城県内の結核事情

県内で新たに結核にかかる方は年間300人を超えています。全国平均を下回ってはいるものの,中まん延状態であるといえます。

 

複十字シール運動のはじまり

この運動は100年以上前の1904年に,デンマークでクリスマスカードに貼るシールを販売し,その収益金で結核から人々を救おうと始まった慈善活動が最初とされています。それ以後,世界中でシールを使った募金運動が行われるようになりました。

 複十字マークの由来

複十字は,中世ヨーロッパにおいて十字軍がこの複十字を楯の紋章として使ったことから,平和と希望の象徴となりました。その後,結核予防の世界共通シンボルマークとなったのは,1902年に第1回国際結核会議(ベルリン開催)で決定されて以降です。

 複十字シールデザイン

日本では,大正時代から当協会の本部である結核予防会が複十字シールを使うようになりました。このシールは切手によく似ており,毎年変わる素敵なデザインは人気を呼んでいます。
複十字シールには、ある願いも込められています。それは,シールを葉書や封書などにワンポイントとして貼っていただくことで,多くの方に結核に対する関心が広がっていけば,というものです。

▲ 複十字シール

 複十字シール募金は,年間を通じて受け付けております。

複十字シール募金は,年間を通じて受け付けております。募金は,結核をはじめとした胸部疾患撲滅のための広報や教育資材の作成,途上国の結核対策等に活用させていただきます。ご寄付いただける場合は,振込手数料が無料となるお振込用紙をお送りいたしますので,下記募金窓口までご連絡をお待ちしております。

▲ 結核と闘う「シールぼうや」

お問合せ先
当協会 総務課
TEL 029-241-0011
「複十字シール募金」についてとお問合せ下さい。

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