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「がん予防のための推奨」 (2007 年世界がん研究基金) 1.肥満 痩せにならない範囲で、できるだけ体重を減らす。 2.運動 毎日30 分以上の運動をする。(早歩きのような中等度の運動) 3.体重増につながる食物と飲料 高カロリーの食品を控えめにし、糖分を加えた飲料を避ける。 (ファーストフードやソフトドリンクなど) 4.植物性食品 いろいろな野菜、果物、全粒穀類、豆類を食べる。 (野菜と果物は1 日400g以上) 5.動物性食品 肉類(牛・豚・羊など、鶏肉は除く)を控えめにし、加工肉(ハム・ベーコ ン・ソーセージなど)を避ける。(肉類は週500g未満) 6.アルコール飲料 アルコール飲料を飲むなら男性は1 日2 杯、女性は1 杯までにする。 (1杯はアルコール10〜15gに相当) 7.食品の保存・加工・調理法 塩分の多い食品を控えめにする。 8.サプリメント がん予防の目的でサプリメントを使わない。 9.特別な集団への推奨1 生後6 カ月までは母乳のみで育てるようにする。 (母親の乳がん予防と小児の肥満予防) 10.特別な集団への推奨2 治療後のがん体験者は、がん予防のための上記の推奨にならう +1 喫煙 禁煙を忘れずに 健康回復を期して 会員 加藤 格司 今、私達の多くは、あの辛かった治療のトンネルを抜け出して小康を得た方や、未だ治療中の方々な ど昔でいう”峠を越えた”状態で、今後は更なる健康の回復を願って居られる事と思います。 過去の膀胱がん手術に続いて、今私は、昨年2 度目の針生検で「前立腺がん」と確定しましたが、“経 過観察”として過ごしております。どうしたら「がん」の進行を食い止めて健康を得られるか、工夫を 凝らしておりますが、その一端をご紹介します。 1.三大治療の回避(脱却) ご存知のように、「手術」「照射」「抗がん剤」の三大治療で副作用のないものは無いと云われています。 むしろ、多くの方は、それに苦しんで来たのですから、願わくはそれの回避または脱却です。そこで私 は、経過観察を選択しましたが、仮に異常が認められてもQOL(生活の質)を下げる恐れのある三大治 療を選ぶつもりはありません。 2.自己治癒力の向上 この経過観察中を如何過ごせばよいか、いろいろ検討しました。元々がん細胞は、毎日数千個も発生 しているそうです。これらを抑制できなかった免疫力不足が、発症原因の一つでしょうから、本来持ち 合わせている自己治癒力、即ち免疫力アップを図ることにしました。 2