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vol71   1 / 8

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新年あけましておめでとうございます 茨城よろこびの会 会長 飯田 則子 会員の皆様はお正月をいかがお過ごしでしょうか。 希望に満ちた明るい1 年でありますよう、祈っております。昨年の秋、ノーベル賞を受賞されました 京都大学の山中 伸弥教授のiPS 細胞(人工多能性幹細胞)が注目されています。研究の成果が一日も早 く実用化されますことを願っております。(安島 光二名誉会長がiPS 細胞について本誌P.4〜5 で詳しく 書いています)又、がんの新薬が承認され恩恵にあずかっている方々もいらっしゃることは大変嬉しい 限りです。 「患者会(当会)がこんなに長く存続するとは、発足当時は思ってもみなかった。」と安島名誉会長が 話しておられましたが、悪性腫瘍の罹患率は依然、右肩上がりとなっています。県の報告(※)では、 9,767 人(男性5,777 人、女性3,990 人)が1 年間で新たに「がん」に罹患し、実際にはそれを大きく上 回る罹患者が推計されると記載されていました。私達の小さな活動で何が出来るのだろうか?と考え込 んでしまう時もあります。 そこで、私からの提唱です。今年は会員一人一人が周りの方々(目標20 人以上!)に定期検診のお勧 めの“声かけをする”これを展開してはどうでしょうか。「検診?やったこと無い!」「8年も検診は行 っていない!」などの声をまだまだ耳にします。おしゃべりや色々な集会の場で検診の啓発をしてみま せんか?ご自分の体を労りながら、社会の動きに関心を持ち、賢く毎日を過ごしましょう。 平成25 年 元旦 ※H17 年 茨城県地域がん登録より 発行 茨城よろこびの会 http://www.ibasouken.org/yorokobi.html 平成25 年1 月1 日発行 福寿草:花言葉『幸福を招く』 1