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膀胱膀胱がんがんを乗り越えてを乗り越えて 〜3つ目のがんでも〜〜3つ目のがんでも〜 筑西市筑西市 大月大月 いちいち 平成平成2222年年1212月突然の血尿に見舞われ、それが月突然の血尿に見舞われ、それが「「膀胱膀胱がん」がん」と診断されました。細胞診の結果、転移・と診断されました。細胞診の結果、転移・再発の可能性再発の可能性がが極めて高い肉腫に近い極めて高い肉腫に近いものものとの説明でした。との説明でした。 私にはこれが3つ目の私にはこれが3つ目のがんがんで、で、「「乳乳がんがん」」とと「「胃胃がんがん」」を患っていました。幸いどちらも早期治療を試を患っていました。幸いどちらも早期治療を試みることができ、今日まで命を繋ぐことができました。みることができ、今日まで命を繋ぐことができました。1717年前になります。年前になります。 しかし今回のしかし今回の「「膀胱膀胱がんがん」」は全く何の前ぶれもなく健康そのもの、食生活、運動、数々の趣味と充実は全く何の前ぶれもなく健康そのもの、食生活、運動、数々の趣味と充実した日々の中での出来事でした。した日々の中での出来事でした。 種々の治療選択肢の中で全摘手術を決断、種々の治療選択肢の中で全摘手術を決断、88時間に及ぶ手術は、膀胱はもちろん子宮卵巣も全摘、代わ時間に及ぶ手術は、膀胱はもちろん子宮卵巣も全摘、代わりに人口膀胱を作るというものでした。それは自分の小腸を切り取り、左右の腎臓から出ている尿管をりに人口膀胱を作るというものでした。それは自分の小腸を切り取り、左右の腎臓から出ている尿管をそれぞれ縫合し、尿をお腹の外へ出すというもので、尿は常に袋に貯められる。そんな生活それぞれ縫合し、尿をお腹の外へ出すというもので、尿は常に袋に貯められる。そんな生活のスタートのスタートでした。でした。 その後順調に回復し、装具の交換にも慣れてきたのもの束の間、トラブルが発生、左の尿管が完全に その後順調に回復し、装具の交換にも慣れてきたのもの束の間、トラブルが発生、左の尿管が完全に詰まり、腎盂腎炎を起こし始めました。それから元通りに順調に尿が出るまでに詰まり、腎盂腎炎を起こし始めました。それから元通りに順調に尿が出るまでに66カ月、左の背からのカ月、左の背からの排尿の為、両方に袋を付ける生活を余儀なくされました。その間に、カテーテル挿入、バルーンでの尿排尿の為、両方に袋を付ける生活を余儀なくされました。その間に、カテーテル挿入、バルーンでの尿管拡張など体験しました。実に管拡張など体験しました。実に1010ヶ月間の回り道でした。ヶ月間の回り道でした。 あれからあれから22年、今はストーマに守られ、快適な生活ができる様になりました。病気がくれたたくさん年、今はストーマに守られ、快適な生活ができる様になりました。病気がくれたたくさんの学びを糧に、生きることの喜びをかみしめています。の学びを糧に、生きることの喜びをかみしめています。 仲間と共に仲間と共に 〜肺がんを体験して〜〜肺がんを体験して〜 城里町城里町 田所田所 厚子厚子 肺がんの告知をうけたのは肺がんの告知をうけたのは、、H6H6年年44月のことです。月のことです。5151歳の歳の時時でした。発見のきっかけは、平成でした。発見のきっかけは、平成66年年22月月に人間ドックをに人間ドックを受けた受けたことです。ことです。 肺の 肺のCTCT検査をしたら、肺に腫瘍が写っていたのです。確定診断の為の検査は、胸腔鏡手術で腫瘍をとって検査をしたら、肺に腫瘍が写っていたのです。確定診断の為の検査は、胸腔鏡手術で腫瘍をとって病理検査病理検査ををしました。しました。「「肺腺がん肺腺がん」」と診断がついてすぐに、右肺下葉切除の大きな手術を受けました。手術後と診断がついてすぐに、右肺下葉切除の大きな手術を受けました。手術後は毎日の腹式呼吸、ウォーキングなどで体調の回復に努めました。は毎日の腹式呼吸、ウォーキングなどで体調の回復に努めました。66か月後の検診で胆のうの異常発見、か月後の検診で胆のうの異常発見、11年年後手術、胆石のみで後手術、胆石のみで「「がんがん」」はありませんでした。はありませんでした。その後その後、、帯状疱疹が帯状疱疹が出来、出来、神経痛が残りその痛みで苦しい神経痛が残りその痛みで苦しい日々となりました。それも何とか克服、よろこびの会の皆様の応援が大きかったと思います。日々となりました。それも何とか克服、よろこびの会の皆様の応援が大きかったと思います。 1010月で手術から月で手術から1818年年66カ月です。この辺りで人間ドックを受けてみようと考えました。カ月です。この辺りで人間ドックを受けてみようと考えました。H23H23年年1212月月、、 日帰りドックを受けました。オプションで胸部 日帰りドックを受けました。オプションで胸部CTCT検査を入れました。そうしましたら、左肺に小結束がある検査を入れました。そうしましたら、左肺に小結束があるという結果が出ました。という結果が出ました。 心配になって、前にお世話になった先生に予約を入れ相談に 心配になって、前にお世話になった先生に予約を入れ相談に行きました行きました。そして、信頼している先生に「が。そして、信頼している先生に「がんじゃんじゃ無いから大丈夫」と言われて胸をなでおろしました。無いから大丈夫」と言われて胸をなでおろしました。 よろこびの会の会員として今仲間と共に居ることが生きがいになっています。 よろこびの会の会員として今仲間と共に居ることが生きがいになっています。 山中 山中 伸弥教授伸弥教授(京都大学(京都大学iPSiPS細胞研究所長)細胞研究所長)のノーベル賞医学生理学受賞と「がん対策」のノーベル賞医学生理学受賞と「がん対策」 茨城よろこびの会名誉会長 茨城よろこびの会名誉会長 安島安島 光二光二 一日千秋の思いと言いますが「がんの決定的治療」には一日千秋の思いと言いますが「がんの決定的治療」には、、大変長く待たれる感じのことのように思い大変長く待たれる感じのことのように思います。千秋には及びもしないものの、会を創設し早期発見、早期治療を訴えながら、ます。千秋には及びもしないものの、会を創設し早期発見、早期治療を訴えながら、3030年近くが過ぎて年近くが過ぎてしまいました。しまいました。 万代祝う新玉(あらたま)の歳の初めにあたり、先般の山中 万代祝う新玉(あらたま)の歳の初めにあたり、先般の山中 伸弥教授のノーベル賞医学生理学受賞と伸弥教授のノーベル賞医学生理学受賞と文化勲章の受賞の文化勲章の受賞の喜び喜びを、僭越ですが皆さんとを、僭越ですが皆さんと共に共にあやかりたい思いがします。あやかりたい思いがします。 4 4