名誉会長名誉会長 安島安島 光二光二 平成 平成2525年度の総会開催を心より喜び申し上げ年度の総会開催を心より喜び申し上げますとますとともに、ともに、皆様のたゆまぬご皆様のたゆまぬご助力助力に心から感謝申しに心から感謝申し上げます。上げます。 私事、発病から私事、発病から3838年の歳月が流れましたが、この間この「会」を設立し、会社まで作ってのめりこん年の歳月が流れましたが、この間この「会」を設立し、会社まで作ってのめりこんだことがだことがなかばなかば夢のようです。今また、人口透析の追い討ちをかけられましたが、「生」の喜びは、ひと夢のようです。今また、人口透析の追い討ちをかけられましたが、「生」の喜びは、ひとしおのものがあります。しおのものがあります。 先の先の7171号に述べましたように号に述べましたように「ワクチン療法」のその後の展開と、「「ワクチン療法」のその後の展開と、「iPSiPS細胞」の応用細胞」の応用としてとして、最近、最近も心臓疾患の小児に対し、その子の心臓筋肉を採取し、再生治療の治験が始められたとの報道がも心臓疾患の小児に対し、その子の心臓筋肉を採取し、再生治療の治験が始められたとの報道がありまありました。した。その応用が「がん治療」にも及ぶよう、皆様とその応用が「がん治療」にも及ぶよう、皆様とともに期待ともに期待したいと思っています。したいと思っています。 現在の化学療法についても進歩現在の化学療法についても進歩がが続続いいております。テております。テレビや新聞でご承知のとおり、特に婦人科関係レビや新聞でご承知のとおり、特に婦人科関係の新たな効果が望まれるという「バソヒの新たな効果が望まれるという「バソヒビビンン（※）（※）」は、東北大学他で治験が進められているとのこと、」は、東北大学他で治験が進められているとのこと、皆様方のご皆様方のご協力を得て、それらの情報収集と広報に努めお役に立たせたいと思っています。協力を得て、それらの情報収集と広報に努めお役に立たせたいと思っています。 しかし、依然として「罹患」「再発」の険しい道が続いていますが、余命旦夕に迫った今日、老躯にムしかし、依然として「罹患」「再発」の険しい道が続いていますが、余命旦夕に迫った今日、老躯にムチを打ち、及ばずながらこの上とも力を尽くし、心合わせにより、会の躍進とさらなる発展を期したいチを打ち、及ばずながらこの上とも力を尽くし、心合わせにより、会の躍進とさらなる発展を期したいと思います。今日の五月晴れのような皆様方のご清祥をお祈りいたします。と思います。今日の五月晴れのような皆様方のご清祥をお祈りいたします。 脳梗塞のチェック法“ 脳梗塞のチェック法“ＦＡＳＴ”” 脳梗塞の症状が軽い場合、自分自身でもまわりの人から見ても、一見、脳梗塞かどうか判断がつかない場合があります。そこでアメリカで作られたチェック法をご紹介します。ＦＡＳＴ（迅速にという意味）と言って、それぞれの文字に意味があり、これらのうち一つでも当てはまる症状があると70％の確率で脳梗塞など脳卒中を発症していると言われています。 ＜脳梗塞のチェック法＞ �@「 FF 」はフェイス（Face）、顔の意味。イーと やったときに、片側が引きつるようになっていない かどうかをチェックします。 �A「 A 」はアーム（Arm）、腕の意味。目をつぶ り両腕を上げて10秒程度。片手が落ちてきたりし ないかチェックします。 �B「 S 」はスピーチ（speech）。例えば「今日は 月曜日です」と言ってみてちゃんと言えているかど うかチェックします。 �C「 T 」タイム（time）。一刻も早く病院へ行く ということです。 ２ ２ 総会挨拶 総会挨拶 ※バソヒビン…東北大学加齢医学研究所の佐藤靖史教授が血管の遺伝子を解析していた時、偶然、不思議な蛋白質を見つける。 ※バソヒビン…東北大学加齢医学研究所の佐藤靖史教授が血管の遺伝子を解析していた時、偶然、不思議な蛋白質を見つける。これが新規血管新生抑制因子「バソヒビン」。「バソヒビン」は常に私達の体内で合成されている蛋白質で、がんの成長速度がこれが新規血管新生抑制因子「バソヒビン」。「バソヒビン」は常に私達の体内で合成されている蛋白質で、がんの成長速度が1010分の分の11にまで抑えられることや、血管を安定化し強くする働きもあることが分かっている。にまで抑えられることや、血管を安定化し強くする働きもあることが分かっている。