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1 1.サクラあれこれ.サクラあれこれ 茨城よろこびの会名誉会長茨城よろこびの会名誉会長 安島安島 光二光二 関西方面に旅をしたことがありました。京都、奈良はたびたび訪れていたので日程を一日延ばし、同 関西方面に旅をしたことがありました。京都、奈良はたびたび訪れていたので日程を一日延ばし、同僚と相談して「吉野山」を訪れることにしました。僚と相談して「吉野山」を訪れることにしました。 花盛りの京都、奈良はどこも満開の桜。レンタカーは心地よく、タマネギ畑?と美しいサクラの道 花盛りの京都、奈良はどこも満開の桜。レンタカーは心地よく、タマネギ畑?と美しいサクラの道のの途中、聖徳太子ゆかりの法隆寺途中、聖徳太子ゆかりの法隆寺をを駆け足で立ち寄りました。駆け足で立ち寄りました。 物議を醸しだしていた聖徳太子 物議を醸しだしていた聖徳太子十七条憲法や当時の「隋(ずい)国」に「日出ずる処の天子、書を日十七条憲法や当時の「隋(ずい)国」に「日出ずる処の天子、書を日没するところの天子にいたす。恙無きや」と対等な立場で国交を申し出た国書も残されていました。没するところの天子にいたす。恙無きや」と対等な立場で国交を申し出た国書も残されていました。 この この33月に大学卒業の孫娘が小学生の頃、何を言うかと思ったら「聖徳太子の冠姿は“禿げ”隠しだ月に大学卒業の孫娘が小学生の頃、何を言うかと思ったら「聖徳太子の冠姿は“禿げ”隠しだと先生が言っていたよ」「?」と先生が言っていたよ」「?」 「吉野山」のサクラは初めてであり、息をのむ美しさで、麓からつづら折りの坂の両側は、真っ盛り 「吉野山」のサクラは初めてであり、息をのむ美しさで、麓からつづら折りの坂の両側は、真っ盛りの山桜。(4月上旬が見頃とか)、案内に「シロヤマザクラ」と記されていました。よく、下千本・中千の山桜。(4月上旬が見頃とか)、案内に「シロヤマザクラ」と記されていました。よく、下千本・中千本・上千本・奥千本と呼ばれている本・上千本・奥千本と呼ばれている33万本のサクラに、「これはこれは万本のサクラに、「これはこれは とばかり花の吉野山」芭蕉と同時期の「安原定室」作となっています。 とばかり花の吉野山」芭蕉と同時期の「安原定室」作となっています。平安の平安の頃頃から豊作を祈願し、地元の人々により、それまでの梅に代わっから豊作を祈願し、地元の人々により、それまでの梅に代わってサクラを植えるてサクラを植えるようになったとのことです。ようになったとのことです。 頂上の蔵王堂(国宝)金峰山(きんぶせん)寺で休憩と昼食。 頂上の蔵王堂(国宝)金峰山(きんぶせん)寺で休憩と昼食。 その その食事中にお堂を揺るがす、かなり大きな地震がありました。帰路は、近くに自動車道があり、そ食事中にお堂を揺るがす、かなり大きな地震がありました。帰路は、近くに自動車道があり、その道に降りの道に降りましましたがたが、、地震で斜面からの落石が多く、その中に青白い人骨がありました。同僚は「早く地震で斜面からの落石が多く、その中に青白い人骨がありました。同僚は「早く窓を閉めてください」「なんで?」窓を閉めてください」「なんで?」「邪気が入ると いけない!」「?」「?」 宿舎の翌日の新聞に、この人骨のことが簡単に出てい 宿舎の翌日の新聞に、この人骨のことが簡単に出ていましましたが、後続のドライバーが警察に届けたよたが、後続のドライバーが警察に届けたようで、何か後ろめたい感じがしました。うで、何か後ろめたい感じがしました。 「 「ソメイヨシノソメイヨシノ」」はは「「エドヒガンエドヒガン」」とと「「オオシマザクラオオシマザクラ」」の交配種(雑種)と言われ、名称の由来は、の交配種(雑種)と言われ、名称の由来は、東京の旧豊島区上駒込村染井からきており、江戸中期に、品種改良による花の美しい苗木や接ぎ木で生東京の旧豊島区上駒込村染井からきており、江戸中期に、品種改良による花の美しい苗木や接ぎ木で生れた「ソメイヨシノ」の名所が全国各地に出現しています。れた「ソメイヨシノ」の名所が全国各地に出現しています。 2 2 iPSiPS細胞のその後細胞のその後 山中 山中 伸弥京都大教授が開発した人工多能性幹細胞(伸弥京都大教授が開発した人工多能性幹細胞(iiPSPS細胞)は、皮膚などの細胞に遺伝子を外から細胞)は、皮膚などの細胞に遺伝子を外から入れて作るそうですが、生命倫理の問題があるとのことです。すでに臨床研究に入り、網膜の加齢黄斑入れて作るそうですが、生命倫理の問題があるとのことです。すでに臨床研究に入り、網膜の加齢黄斑変性では移植が始まり、パーキンソン病、脊髄損傷や、心不全による心筋の移植、血小板輸血、角膜で変性では移植が始まり、パーキンソン病、脊髄損傷や、心不全による心筋の移植、血小板輸血、角膜でも臨床研究が進んでいるそうです。「がん」によって損ねた内臓や骨格などの治療は今後の課題。も臨床研究が進んでいるそうです。「がん」によって損ねた内臓や骨格などの治療は今後の課題。 3 3 ワクチン療法ワクチン療法 ヒトの「がん」には腫瘍抗原(前号)があり、それに対する免疫反応があることは様々な実験で証明さ ヒトの「がん」には腫瘍抗原(前号)があり、それに対する免疫反応があることは様々な実験で証明されているそうです。れているそうです。 その「がん」に対する抵抗力を強化し治療効果を獲得しようとする免疫療法 その「がん」に対する抵抗力を強化し治療効果を獲得しようとする免疫療法には、には、20102010年に前立腺が年に前立腺がん治療ワクチンが米国で承認され、それ以外にも数多くの試験が展開されているそうです。ん治療ワクチンが米国で承認され、それ以外にも数多くの試験が展開されているそうです。 日本でもようやくペプチドワクチン療法が治験として行われるようになり、がん治療として開発され 日本でもようやくペプチドワクチン療法が治験として行われるようになり、がん治療として開発される気運が高まっているとのことです。る気運が高まっているとのことです。 2 2 遺稿(下記は、去る遺稿(下記は、去る33月月1717日にお亡くなりになった故日にお亡くなりになった故 安島安島 光二名誉会長光二名誉会長がが生前最後に生前最後に今号今号の為に、書き下ろしの為に、書き下ろしててくだくださったさった原稿原稿ですです。)。)