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故 安島 光二様(よろこびの会名誉会長)と茨城よろこびの会光二様(よろこびの会名誉会長)と茨城よろこびの会 会員 田所 厚子 安島さんは、昭和安島さんは、昭和51 年(1976 年) 5月、胃噴門部胃噴門部にがんが見つかり、その大手術がんが見つかり、その大手術を受け、そのを受け、その後、 後遺症に苦しみました。「がん」の原因の後遺症に苦しみました。「がん」の原因の1つは、遺伝子であるこつは、遺伝子であることが判明し、 「がん」は 世界中誰でも罹り 、何度でも襲 い油断が命取りになる 病気で す。「す。「私だけで なく多くの患者が悩み苦しんでいるく多くの患者が悩み苦しんでいる、同じような悩みを持つ人達の集 まりを持ってはどうかまりを持ってはどうか」と考え 、昭和、昭和59 年( 19841984年) 6月、茨城県総合健診協会在茨城県総合健診協会在職中に「茨城よろこびの会」を設立しました。名称は職中に「茨城よろこびの会」を設立しました。名称は、仙台市「みやぎよろこびの会」仙台市「みやぎよろこびの会」を訪れ、同会の名付け親である黒川を訪れ、同会の名付け親である黒川 利雄先生(集団利雄先生(集団検診の創始者、文化勲章受章者、診の創始者、文化勲章受章者、元 東北大学学長東北大学学長・癌研究会付属病院長癌研究会付属病院長)の命名にちなんで「茨城よろこびの会」としました。)の命名にちなんで「茨城よろこびの会」としました。発足時の発足時の会 員数は 60 名を超えた名を超えたそうですそうです。全国よろこびの会にも加盟し。全国よろこびの会にも加盟し、平成 3年度には、 茨城 県にて 全国大会全国大会を 開催 いたしましたいたしました。会員。会員同士 のコミュニケーションのコミュニケーションとして 、観桜会やブドウ狩り、忘年会、新年会など、観桜会やブドウ狩り、忘年会、新年会など、 当時顧問当時顧問の村上 穆先生(故穆先生(故 元水戸医療センター元水戸医療センター病院 長)を囲み長)を囲み、アドバイスを受けながら楽しい交流アドバイスを受けながら楽しい交流会が たくさんたくさんありました。ありました。 安島さんは地域への「がん」啓発にも力を入れてお 安島さんは地域への「がん」啓発にも力を入れており、 早期発 見・早期治療を重視し、「がん検診」を呼び掛け、早期治療を重視し、「がん検診」を呼び掛け、“がん これだこれだけは知ってほしいけは知ってほしい” “セカンドオピニオンを考えるセカンドオピニオンを考える”“ がん治療がん治療最新の進歩最新の進歩”など と銘打ち、と銘打ち、「がんフォーラムがんフォーラム(計 19 回) 」や 「が ん体験発表体験発表(計 6回)」を回)」を水戸市内だけではなく、水戸市内だけではなく、日立市、日立市、土浦 市、 ひたちなか市、大子町、ひたちなか市、大子町、玉里村(現小美玉市)、石下町(現玉里村(現小美玉市)、石下町(現常総市) など県内 各地で 幅広く 開催し開催しました。平成ました。平成15 年( 2003 年)に年)には、「は、「女性には女性女性には女性だけ の悩みがあるのではの悩みがあるのでは」と、女性だ、女性だけの会 「レディスピア」を発足し「レディスピア」を発足し、今年で、今年で12 年が経過しました。年が経過しました。 また、がん体験記 また、がん体験記「蘇葉 (vol.1vol.1〜5)」、会報「よろこび」、会報「よろこび(年 4回) 」 の発行、「事後管理の手引き」「検査結果の見方」「病気分類についの発行、「事後管理の手引き」「検査結果の見方」「病気分類について」「細胞診について」などて」「細胞診について」などの冊子を作成し冊子を作成し、希望者には配布しま希望者には配布しました。 多くの功績に因み「小平奨励賞」「茨城県功労賞」「全国よろこび多くの功績に因み「小平奨励賞」「茨城県功労賞」「全国よろこびの会功労賞」など受賞の会功労賞」など受賞され ています。ています。 25 年間もの長きに年間もの長きにわた り、 茨城よろこびの会会長として会の発展に尽くさ茨城よろこびの会会長として会の発展に尽くされ、様々なご苦労がれ、様々なご苦労がおありおありになったことと思いますが、奥様の大きなお力添になったことと思いますが、奥様の大きなお力添えがあり、いつも私達会員にお気持ちを向けてえがあり、いつも私達会員にお気持ちを向けてくだ さいました。さいました。大変研究 熱 心で 、お身体の状態が辛い状況にあっても、がんの新しい治療法を会員に届お身体の状態が辛い状況にあっても、がんの新しい治療法を会員に届けたいと会報に毎回執筆してけたいと会報に毎回執筆してください ました。役員一同ました。役員一同、安島名誉会長の意安島名誉会長の意思を継いで、頑張って参りますのでどうぞ見守っていてください。思を継いで、頑張って参りますのでどうぞ見守っていてください。 安島名誉会長 安島名誉会長のご冥福をご冥福を心から お祈りいたします。お祈りいたします。 特集 故 安島 光二 名誉会長名誉会長を偲んでを偲んで(平成 26 年3月17 日逝去) 第 1回がんフォーラム の様子(平成 2年) 現在までに発行された 「蘇葉」「蘇葉」、他 会報「よろこび」第 1号 (昭和 61 年 10 月 15 日発行) 〜 次のページからは、会員寄せれたお手紙を ご紹介します 〜 (敬称は原文のままです)(敬称は原文のままです) 3