【DO!BOOK・ページリンク】
vol77   5 / 8

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


安島会長に感謝 会員 貴志 節子 安島会長との出合いは17 年前になります。健康だった主人が「胃がん」と宣告され、身体の不調、不安で眠 れぬ日々で悶々としておりました時、インターネットで安島会長を知り、電話をしました。会長も同じ病気で、 今では回復して元気になっておられる等いろいろお話してくださり、そのことで主人はすっかり元気をとり戻し、 暗い気持ちから救われたのです。もし会長のお話がなかったら生きている心地もなかっただろうと思います。こ のご恩は深く忘れることは出来ません。安島会長、有り難うございました。感謝の気持でいっぱいです。どうか 安らかに天国でお眠り下さいますようお祈り申し上げます。 祈りのなかで 会員 清藤 光子 平成26 年3 月17 日、安島名誉会長の訃報連絡があり、突然のことでショックを受け頭の整理がつきません でした。もう、いらっしゃらないかと思うと寂しいです。奥様の落胆ぶりが目に浮かびます。 30 年の長きにわたり、がん患者、家族の相談にあたり、がん撲滅と啓発を目標に掲げ、生涯を通して使命感 の塊のような方でした。誰もが到達できない充実した生活を送られて来たことに敬意を表し たいと存じます。 安島さんとの出会いは、18 年前、主人が悪性の進行がんでステージ4 の直腸がんに かかり、余命1 年から3 年と告知された時でした。心が折れそうな絶望と恐怖の中、 家族として主人をどのように支えていったらいいのか不安で何をしていいか分か らない時に、新聞で「茨城よろこびの会」を知り、入会しました。それ以来、がん フォーラムでの無料相談、安島さんご自身の体験を通してのアドバイス、薬につい ても詳しく、何でも調べてくださり、とても安心したのを覚えています。しかし、 主人の病状が厳しい状況になると、自宅と安島さんの会社が近かったので、勝手に「私 のかけこみ寺」と思い、相談にのっていただきました。嫌な顔ひとつせず、取り乱して いる私の話を静かに傾聴し進むべき道筋のアドバイスをくださり、帰る時には少し落ち着き を取り戻した気がしました。また、安島さんは、とても筆まめで幾度も励ましの、お手紙 いただきましたね。当時、私は、心配のあまり胃には潰瘍がいっぱい出来て、何回も胃カメラ検査をしていま した。そんな時の励ましの手紙は、私にとって何よりの特効薬でした。本当に「力」となっていただき、あり がたかったです。晩年はご自身も闘病中にもかかわらず、会報に情報を提供し続け、会のために心血注いでく ださいました。これからも会員の一人として微力ながら協力させていただきたいと思っています。どうぞ、天 国から優しく見守っていてくださいね。祈りのなかで 感謝をこめて。 安島前会長を偲んで 会員 山口 儀己 私が安島前会長の「茨城よろこびの会」を知ったのは、2004 年の時でした。当時、東海村にあった晴嵐荘病 院で肺がんの右上葉切除手術をして退院した時で、患者会があるという事を知り、安島会長を直接訪れたのが最 初の出逢いです。その後、何かと個人的な悩み等聞いていただき、たくさんのアドバイスを受けたことに感謝し ています。当時は、今の事務所の前の事務所、確か3 階で安島会長もお元気で部下と共に働いていたと記憶して おります。当時、がん患者が書かれた闘病記も2〜3 冊頂いて帰ってきました。 また、安島前会長に誘われて現会長と共に、茨城放送の生番組に出演し、早期発見・早期治療の大切さを、お 話しさせていただいたのも、思い出深いひとつの印象的な出来事となっています。 また、安島前会長は、「がん」に対する情報収集や勉強を大変されていて誰もがその知識には驚かされたもの でした。その当時から、パソコンを使いこなしていたことでも一歩先を歩んでいたように感じました。88 歳ま で自分の病気と闘いながら、「茨城よろこびの会」のため、度々寄稿文を寄せられ、会員に元気を与えてくださ ることは随分と心強いことでした。長い間、本当に有り難うございました。 5