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(公財)茨城県総合健診協会(公財)茨城県総合健診協会 会長会長 金子金子 道夫道夫 明けましておめでとうございます。会員の皆様方には 明けましておめでとうございます。会員の皆様方には、、輝かしい新春をお迎えのこと輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。とお喜び申し上げます。 貴会におかれましては 貴会におかれましては、、飯田会長を中心として会員相互の協力により飯田会長を中心として会員相互の協力により、、がんフォーがんフォーラムの開催やピアサポートをはじめとする様々な事業への協力などラムの開催やピアサポートをはじめとする様々な事業への協力など、、日頃からの精力日頃からの精力的な活動に心から敬意を表します。的な活動に心から敬意を表します。 さて さて、、我が国の我が国の20142014年に新たにがんと診断された人の数は約年に新たにがんと診断された人の数は約8888万人と推計され万人と推計され、、そのうち現役世代(そのうち現役世代(2020〜〜6464歳)は約歳)は約2222万人も存在しているにもかかわらず万人も存在しているにもかかわらず、、働く世代のがん検診受診働く世代のがん検診受診率は低いのが現状であります。働く世代ががんに罹患し社会から離れることの影響は率は低いのが現状であります。働く世代ががんに罹患し社会から離れることの影響は、、本人のみならず本人のみならず家族や同僚といった周りの人に及ぶばかりか家族や同僚といった周りの人に及ぶばかりか、、社会や経済に及ぼす影社会や経済に及ぼす影響も少なくありません。響も少なくありません。 こうした影響を少なくするためには こうした影響を少なくするためには、、働く世代へのがん予防を充実させ働く世代へのがん予防を充実させ、、がんを早期に発見することがんを早期に発見することが重要です。しかしながらが重要です。しかしながら、、国が行った世論調査によれば国が行った世論調査によれば、、「受ける時間がない」「健康に自信があり必「受ける時間がない」「健康に自信があり必要性を感じない」などの意識もあり要性を感じない」などの意識もあり、、「がんを理解し「がんを理解し、、検診を習慣化する」ことに繋がる効果的な啓発を検診を習慣化する」ことに繋がる効果的な啓発を模索していかなければならないと痛感しております。模索していかなければならないと痛感しております。 また また、、子どものうちからがんそのものの理解やがん患者に対する正しい認識を深めることは子どものうちからがんそのものの理解やがん患者に対する正しい認識を深めることは、、生涯を生涯を通して自らの健康を管理していく資質や能力を育むうえでとても重要なことです。茨城県では通して自らの健康を管理していく資質や能力を育むうえでとても重要なことです。茨城県では、、昨年昨年、、国のモデル事業として一部の中学校・高等学校を対象に医師やがん体験者による「がん教育」が行われ国のモデル事業として一部の中学校・高等学校を対象に医師やがん体験者による「がん教育」が行われました。このモデル事業をきっかけにました。このモデル事業をきっかけに、、学校教育の一環としてがん教育が推進され学校教育の一環としてがん教育が推進され、、がん予防意識の醸がん予防意識の醸成が図られることを大いに期待しております。成が図られることを大いに期待しております。 がん予防の啓発においては がん予防の啓発においては、、貴会の影響力は計り知れないものがあります。自らの体験を基にした活貴会の影響力は計り知れないものがあります。自らの体験を基にした活動は動は、、説得力に満ちており説得力に満ちており、、時には人々を救い時には人々を救い、、明るい希望と明日への「よろこび」をもたらす存在と明るい希望と明日への「よろこび」をもたらす存在としてして、、より一層ご活躍されますようお願いいたします。より一層ご活躍されますようお願いいたします。 結びになりましたが 結びになりましたが、、この一年が皆様にとりまして素晴らしい年でありますようご祈念申し上げましこの一年が皆様にとりまして素晴らしい年でありますようご祈念申し上げましてて、、新年のご挨拶とさせていただきます。新年のご挨拶とさせていただきます。 会員会員 田所田所 厚子厚子 平成平成2626年年1111月月77日(金)日(金)、、神栖市立第四中学校から神栖市立第四中学校から依頼を受け依頼を受け、、がんがん教育の教育の授業の中で、授業の中で、副会長副会長のの佐藤佐藤 茂男茂男さん(写真左)さん(写真左)がが「「がんがん体験体験」」をを講講演演しました。佐藤さんのお供で飯田しました。佐藤さんのお供で飯田 則子会長と則子会長と私私のの33人でカーナビを頼り人でカーナビを頼りにに学校学校を訪問しを訪問し無事大役を終える無事大役を終えることことができました。ができました。 授業は、まず授業は、まず養護教諭養護教諭からから「がんとは」と「がんとは」と題し題し、、日本人の日本人の死因の第死因の第11位位でで22人に人に11人が人が「「がんがん」」になりになり、全国で、全国で年間年間3636万人が亡くなっているこ万人が亡くなっていること、生活習慣病であること、自分の細胞から発生し、たまたま免疫細胞が殺せなくて残ってしまった細と、生活習慣病であること、自分の細胞から発生し、たまたま免疫細胞が殺せなくて残ってしまった細胞が増殖を続け胞が増殖を続け「「がんがん」」になることになることなどなどのの話しがあり話しがあり、次、次にに校医から校医から「「がんがん」」のの治療法治療法やや精神的精神的ななサポサポートート、、緩和ケア緩和ケア等の等のおお話し話しががありありました。ました。最後最後にに佐藤さん佐藤さんの体験講演での体験講演で「私のがん体験」「私のがん体験」と題しと題し、「がん、「がんは、なんの症状もは、なんの症状もななく発生し増殖する。がん検診を受けて、症状のく発生し増殖する。がん検診を受けて、症状のなないいうちうちに見つけ早く治療すれば治る病気なので、家族にに見つけ早く治療すれば治る病気なので、家族に検診検診を受けるを受けるよう伝えてよう伝えてほほしい。しい。またまた、、生活習慣の中で最も悪いのは『生活習慣の中で最も悪いのは『喫煙喫煙』なの』なのでで、、絶対に『たばこ』は吸わないように」と強調しました。絶対に『たばこ』は吸わないように」と強調しました。 生徒さんに感想を聞きましたら「生活習慣で予防ができると聞いて、生徒さんに感想を聞きましたら「生活習慣で予防ができると聞いて、規則正しい生活をして、『たばこ』規則正しい生活をして、『たばこ』をを吸わないようにしたい」と話し吸わないようにしたい」と話してくれました。てくれました。 2 2 新年のご挨拶 新年のご挨拶 神栖四中で「がん授業」 神栖四中で「がん授業」 神栖四中の生徒さん 神栖四中の生徒さん