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vol82   7 / 8

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1. がん検診の目的は?がん検診の目的は? 〜 治療・救命までが治療・救命までが がん検診 〜 がん検診の目的は、がんを見つけることだけではありません。 がん検診の目的は、がんを見つけることだけではありません。検診の対象となる人たち(集団)の死亡率を低下させることが、検診の対象となる人たち(集団)の死亡率を低下させることが、がん検診の目的です。がん検診の目的です。 いくら発見率 いくら発見率が高い検診を受けても、治療効果のないがんや、高い検診を受けても、治療効果のないがんや、治療する必要のないがんがたくさん見つかるような場合は、死治療する必要のないがんがたくさん見つかるような場合は、死亡率低下の効果はありません。亡率低下の効果はありません。 これまでの研究によって、胃がん、肺がん、乳がん、子宮頸 これまでの研究によって、胃がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん、大腸がんのがん、大腸がんの5つのがんは、それぞれ特定の方法で行う検つのがんは、それぞれ特定の方法で行う検診を受けることで早期に発見でき、さらに診を受けることで早期に発見でき、さらに早期に早期に治療を行うこ治療を行うことで死亡率が低下することが科学的に証明されています。とで死亡率が低下することが科学的に証明されています。 早期で見つけら 早期で見つけられれば、がんは決して怖い病気ではありません。「精密検査が必要」と判定されたられれば、がんは決して怖い病気ではありません。「精密検査が必要」と判定されたら がんを見つけられるチャンスがんを見つけられるチャンス到来 と考え、自分のため、そしてと考え、自分のため、そして愛する家族や愛する家族や周りの人のためにも、精密周りの人のためにも、精密検査を受けるようにしましょう。検査を受けるようにしましょう。(日本対がん協会(日本対がん協会HP より)より) 2.市町村のがん検診について市町村のがん検診について 茨城県では、「茨城県 茨城県では、「茨城県がん 検診実施指針」を定め、市町村が行う各種がん検診について、死亡率減少効検診実施指針」を定め、市町村が行う各種がん検診について、死亡率減少効果に 有効 とされる検査手法を推奨しています。とされる検査手法を推奨しています。(茨城県(茨城県HPより)より) 3.その他のがんについて 3.その他のがんについて(長尾クリニック(長尾クリニックHP を参照を参照) 肝臓がん B型、 C型、アルコール型の慢性肝炎の人に出来るがんです。型、アルコール型の慢性肝炎の人に出来るがんです。 腎臓がん 血尿が唯一のサインです。腹部 血尿が唯一のサインです。腹部超音波検査超音波検査で早期発見で早期発見が可能ですが可能です。 膵臓がん 早期発見 が難しいがん。腹部難しいがん。腹部超音波検査や血液検査(超音波検査や血液検査(CA19CA19-9)で 見つかります。見つかります。 食道がん 特に男性の 特に男性の50 歳代から増加し始め、喫煙と飲酒でリスクが高まります。歳代から増加し始め、喫煙と飲酒でリスクが高まります。 胆嚢がん 腹部 超音波超音波検査 で見つかります。ポリープの大きさが決め手。胆石持ちの人は注意。で見つかります。ポリープの大きさが決め手。胆石持ちの人は注意。 脳腫瘍 慢性に徐々に増強する頭痛の人は、 慢性に徐々に増強する頭痛の人は、1度 CT か MRIMRI検査を。 7 検診の目的と効果 検診の目的と効果 子宮頸がん検診 子宮頸がん検診