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vol83   3 / 8

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@ 会員の交流集会 A 定期健診などの啓発・普及 B 患者及び家族等の相談助言 C 会員のグループ活動 D 情報提供 E 関係機関に対する協力 F 関係機関に対する必要事項の要請 G 支部活動 H 研修会、見学会の開催 などを掲げています。 会員の皆さんは、この目的や事業内容に共感して入会されたものと拝察しました。同じ目的をもって よろこびの会に集う仲間が全県下に100 名以上いるということに気付きました。そして私の役割の一つ は会員の皆さんが入会された目的を達成するために「集う場(機会)」を少しでも多く作ることであると の思いに辿り着きました。これは簡単なことではありませんが皆さんのご支援を得つつ漸進 ぜんしん していきた いと考えています。 「メンズピア」に思う 平成26 年9 月に発足した「メンズピア」は、平成27 年3 月に水戸市社会福祉協議会のボランティア 団体として登録認可され、レディスピアと並んで男性会員の活動の場、集いの場として本格的に活動を 開始しました。新たにメンズピアという集いの場、活動の場が一つ増えましたが、会員の皆さんの要望、 興味や環境、状態も様々であることに鑑 かんが みると多岐に亘る分野で多くの引き出しを準備し、集う場を増 やし事業の活性化を図ることが求められていると感じています。 「茨城よろこびの会スピーカーバンク」実現に向けて 現在その一環として役員会では「茨城よろこびの会スピーカーバンク」構想の実現に向けて取り組ん でいます。以下にその概要をご紹介します。 (構想の趣旨) 『がん体験者及びがん患者介護体験者がそれぞれの体験やそれらを通して得た気付きを、現にがんと向 き合っている人達に語り伝えることはその人達の不安や悩みを軽減し、あるいは払拭し、さらに希望を 抱くことに繋がるものと期待されます。また、がん患者等の視点を医療従事者に生の声として適確に届 けることは医療の進展に大きく寄与するものと思慮します。さらに、がん体験者や介護体験者の体験談 等は子供から一般社会人、健常者の健康に係る意識の醸成のモチベーションとなると考えます。このよ うな認識のうえに立って「茨城よろこびの会スピーカーバンク」を設置し会員の中から(会員以外の方 の協力も得ながら)スピーカーを養成、集積し、各種催事等の要請に応じ、あるいは自ら積極的にスピ ーカーバンクから体験談口述者を派遣し上述のような状況の実現に貢献することを標榜して活動する。』 この構想は次の考え方によるものです。 第一に平成27 年4 月から平成28 年2 月までの11 ヶ月間だけで行政機関や公立学校等各種団体から 18 件のがん体験談講演やがんサバイバーとしての意見陳述要請がよろこびの会に寄せられ、応じてきて います。今後このような要請は増えるものと見込まれ、その要請に応えることは会の目的と一致し、事 業内容にも該当すると考えます。 第二に会員の活動の場、集う場、社会貢献の場ともなると考えられるからです。今後とも会員の皆様 が楽しく集い活動できる場創りに努力をする所存です。ご協力をお願いします。 3