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vol83   4 / 8

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平成27 年12 月9 日(水)水戸市「みまつホテル」で開催。(17 名参加) (公財)茨城県総合健診協会視察見学者にがん体験講話 (公財)茨城県総合健診協会では、今年度から視察見学 の内容として新たに、茨城よろこびの会による「がん体験」 の講話を行うこととしました。 すでに昨年9 月に4 回、12 月に2 回実施され、参加者 から「身近にがん体験を聞いて、検診による早期発見の大 切さを知りました・・・」との感想が寄せられています。 多くの方が検診を受け、がんの早期発見・早期治療に努 めることで、その後、元気に生活を送ることができること を広く伝えてまいります。 主治医自慢「自分で決めた主治医との出会い」 会員 佐々木 研二 転勤族だった私はその度に病院が変わり、当然担当の先生方も変わっていた。病弱だった私の通院歴 は長い。今までにお世話になった先生は歯科を除き20 人は超えている。主治医というより担当医という のだろうか。そのうち家族のがんを機に、病気や健康に関心を持ち、講演会に数多く参加したり、気に なる書籍を片っ端から読み始めた。その中で紹介されたのが、遠隔地ではあるが、今お世話になってい る小さな(失礼)クリニックの先生である。初診でいきなり言われた性格診断が、余りに当り過ぎて度 肝を抜かれた。人を見る・・・いや人間全体をよく見る東洋医学主体の先生だ。年2 回行き、その都度、 直接私の病気には関係ないことも含めて30〜40 分は話をされる。最近まで母校医大の講師をされていた。 「病気にさせたら医者の負け」「予防に力をいれねば国の財政は医療費でパンクする」などを説かれてい た由。「医食同源」「薬食同源」食べ物が薬。4,000 年も前から伝わる伝統医学について連綿と話してくだ さる。対症療法ではなく「人の持っている治癒力、免疫力を高め、その力を借りて自分で治すのですよ」 と力説される。変わり者に見える先生を患者は赤ヒゲ先生と呼ぶ。へそ曲がり の私には、型破りのこの先生とよくウマが合う。お陰で痛風、膵炎、緑内障、 リュウマチ、胃潰瘍などの数値も改善された。現在薬の服用はなく、血液検査 で白血球とその中のリンパ球割合主体に検査だけして頂いている。 いつかは迎えるその日に当たり、家族が頂く診断書を東京まで行くのは大変 だろうな。まっ・・いいか。先のことなど心配せずに、主治医は一人と決めて これからもお世話になろうと決めている。 4 がん体験の講話(講師:田所 厚子さん) よろこびの会忘年会