検診を受ける時の注意
便は専用容器に2日間,自宅で採便していただきます。採便容器は市町村が行う巡回検診の場合は,保健センターまで事前に取りに行っていただくか,郵送にてお渡ししています。あるいは特定健診や高齢者健診時等に配布しています。
なお,採便後は指定された回収日に市町村保健センター等にお持ちいただくか,あるいは特定健診(メタボ健診)又は胃がん検診時にお預かりします。詳しくはお住まいの市町村でご確認ください。
なお,採便後は指定された回収日に市町村保健センター等にお持ちいただくか,あるいは特定健診(メタボ健診)又は胃がん検診時にお預かりします。詳しくはお住まいの市町村でご確認ください。
大腸がん検査キットの使用方法
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- 便の取り方:
採便容器に原則,1日1本,2日間便を採取します。便をとりすぎると,正しい検査ができません。
大腸の壁に接しているのは便の表面なので出血があれば便の表面に付着します。
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- 2
- 採便後の容器は冷暗所で保存
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- 3
- 検診票を記入します。
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- 4
- 指定された回収方式で「容器」「検診票」を提出します(採便から検査までは3日以内が望ましいといわれています)。
採便に関しての注意
・アルミシールはやぶらないでください。
・1本の容器に,2日分とらないでください。
・容器内の液を捨てたり飲んだり,水を足したりしないでください。
・なるべく新しい便を提出してください。
・生理中の採便は避けてください。
・人体に直接使用しないでください。
・大便をとる目的以外には使用しないでください。
・保管は,子どもの手の届かない所にしてください。
・トイレの自動洗浄機能の作動に注意してください。
精密検査について
精密検査の方法として,全大腸内視鏡検査の実施が推奨されています。全大腸内視鏡検査は内視鏡を肛門より挿入し,大腸の粘膜を直接観察し必要に応じ組織の一部を採って,がん細胞の有無を調べる病理検査をすることもあります。なお,精密検査として検診時の検査(免疫学的便潜血反応検査)を再検することは不適切であるといわれています。
以上大腸がんの精密検査について簡単に説明しましたが,専門的知識と高度な技術が要求される検査になりますので,精密検査(二次検診)は大腸内視鏡の専門医に受けられることをお勧めします。大腸内視鏡の経験を積んだ専門医がおこなえば大腸内視鏡は全く苦しくありません。なお,検査の詳細については受診される医療機関の説明をご確認ください。