腹部超音波検査
受診の注意超音波は人間の耳には音として聞こえない高い周波数の音波です。腹部超音波検査は,この超音波の反射を利用して腹部臓器の断面を画面に映しだす検査です。がんをはじめ臓器の肥大や萎縮,結石の有無等もわかります。
検診で見つかる病気
●検査対象の臓器
- ・肝臓
- ・胆のう
- ・膵臓
- ・腎臓
- ・脾臓
検査の特長
- 検査による人体への影響や苦痛がなく,とても安全です。
- 1回の検査で複数の臓器の検査が可能です。
- 腫瘍などの有無だけでなく,その大きさや形状も調べることができます。
- 数ミリ単位の小さな病変も観察可能です。
検診結果について
- 「要精密検査」の通知を受けた方は必ず精密検査を受けてください。
- 検診ですべての異常が発見できるわけではありません。発生する部位や大きさにより発見できない場合もあります。気になる症状や不安なことがありましたら,医療機関にご相談ください。
- 消化管内のガス,皮下脂肪,内臓脂肪あるいは息止めができないなどの理由で見えにくい臓器があった場合は,“十分に検査できなかった臓器”として臓器名をお知らせしています。
- 他の検査(MRI,CTなど)でなければ判断することができない場合もあります。