追加検査のご案内

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追加検査とは?

新生児マススクリーニング検査
(20項目の先天性疾患チェック)

\ 追加検査で /

  • 原発性免疫不全症
  • &
  • 脊髄性筋萎縮症

上記の2つの病気の有無を調べ、
早期発見・早期治療につなげます。

 新生児マススクリーニング検査(20項目の先天性疾患)に、2つの病気(「脊髄性筋萎縮症」「原発性免疫不全症」)の検査を追加するものです。新生児マススクリーニングで採血した血液検体を再利用して検査を行いますので、赤ちゃんに新たな負担をかけることなく検査ができます。

追加検査の費用は?

 任意検査となるため有料となります。

追加検査の流れ

精密検査医療機関を受診

 精密検査の結果、病気と診断されても、精密検査医療機関、専任コンサルタント医師、検査機関等が連携し、速やかに適切な治療や遺伝カウンセリングが受けられる支援体制が整っています。
 精密検査から先の検査・治療は保険診療で行われます。高額治療薬を使う場合には、治療費の自己負担を軽減するさまざまな助成制度があります。

医療機関受診

追加検査で調べられる2つの病気について

  1. 原発性免疫不全症(PID)

     感染症と戦う“免疫”に生まれつき異常があるために、感染症を繰り返し、重症化する病気です。追加検査では、PIDのなかでも生後早期に重篤になる可能性がある重症複合免疫不全症とB細胞欠損症の有無を調べます。

    重症複合免疫不全症

    主な症状
    • 下痢や咳がつづく
    • 体重が増えないまたは減る
    • ウイルス感染の重症化
    • 口腔カンジダ感染
    治療法

    造血幹細胞移植によって、免疫機能を回復させれば完治が望めます。骨髄や臍帯血(へその緒からの血液)を移植します。

     適切な治療を受けなければ、亡くなる危険性が高い病気です。感染症にかかる前に診断し、治療を開始することが重要です。

    注意 診断されないまま、ロタウイルスやBCGなどの生ワクチンを接種した場合、危険な副反応を起こす可能性があります。

    B細胞欠損症

    主な症状
    • 中耳炎、副鼻腔炎を繰り返す
    • 肺炎、髄膜炎、敗血症
    • 気管支拡張症
    治療法

    不足している抗体を補い感染症の予防を助けるために、生涯にわたって免疫グロブリン製剤を投与します。

     主に男児におこる病気で、母親からの免疫グロブリンが減り始める3~4か月ごろから発症します。早期の診断と治療で、感染症の重症化や再発を防ぐことができます。

  2. 脊髄性筋萎縮症(SMA)

     脊髄の神経細胞に生まれつきの異常があることで、筋肉が萎縮して体幹や手足の筋力低下が進行していく病気です。生後まもなくから筋力低下を起こす重症型、1歳半くらいまでに発症する中間型、1歳半以降にゆっくりと発症する軽症型にわけられます。

    主な症状
    • 手足の筋力低下、くびのすわりの遅れ
    • お座りや歩行の遅れ
    • 飲み込みにくさ(哺乳不良、誤嚥)
    • 呼吸の筋肉の弱さ
    治療法

    神経細胞で足りなくなるタンパク質を増やす核酸医薬や遺伝子治療により、病気の進行を止められます。

元気に見える赤ちゃんでも、生まれつき診断の難しいこれらの病気を持っていることがありますので、この追加検査を受けていただくことをお勧めします。